2015年11月24日火曜日

GoogleVoice(ハングアウト)




GoogleVoiceはGoogleが提供するIP電話サービスである。
今ではGoogleVoiceと言われるよりも「ハングアウト」と言われた方がわかりやすい。 GoogleVoiceはハングアウトとは異なるサービスなのだが、ハングアウト(アプリ)がGoogleVoiceを包括しているため、一括で考えた方が理解しやく、今後は同一のものとして扱われるのではなかろうか。

しかしながら、ハングアウトは使おうとした多くの人が挫折する。
その原因は、そのシステムの分かり難さにある。

ハングアウト自体は非常にわかりやすいUIで使いやすい。だが、それは使っている人の意見であって、これから使う人はハングアウトとはなにか、GoogleVoiceとはなにか、これが理解できない。
ハングアウトを使うためには、これを理解しないまま、10ドル(1200円ほど)チャージする必要がある。何ができるのかも良くわからない状態で10ドルかかると言われても、大抵の人はここでブレーキがかかる。
これで、ハングアウト(GoogleVoice)を理解しないままユーザが離れる。

ハングアウトとは、ハングアウトユーザ同士や一般電話と、通話やビデオ通話、SMSなどができるようになるサービス(アプリ)である。わかりやすく言うと、SkypeのGoogle版のようなものだ。
ただ、Skypeと異なるところは、実在する固有電話番号(アメリカ国内の固定電話番号)が無料で取得できるところにある。 この番号を利用して、日本の一般電話や携帯電話とも発着信できるようになる。
なお、固有番号を取得せずとも発信は可能だが、その際、相手への発信者番号は非通知やランダム番号となる。さらに、電話番号を持たないことから、一般電話からの着信はできない。(ハングアウト同士は可能)

料金
  • 課金方法:クレジットカード、GooglePlay、App Store
  • 初期費用:0円
  • 月額:0円

    発信先通話料(税抜)接続料
    30秒1分3分(1通話毎)
    国内固定電話
    携帯電話
    PHS
    国際電話アメリカ0円
    中国
    タイ
    フィリピン
    インドネシア
    1 ドル ≒ 円  ( 更新)

    無料通話先
  • ハングアウト同士。
  • アメリカへの発信。

    仕様
  • グループ通話:対応
  • SMS:対応
  • 発信者番号通知:対応(アメリカの固定電話番号を無料で取得可能)
  • ビデオ通話:対応
  • グループビデオ通話:対応
  • 転送電話:対応
  • 対応コーデック:不明
  • 対応OS:Android、iOS、Windows、Mac、Linux

    通話品質
    音声通話の品質には2パターンある。
    それはマイナンバー(米国の固有電話番号)を利用した場合と、そうでない場合についてである。(今後、「そうでない場合」をランダムナンバーと表記する。)

    マイナンバーを使った場合は通話品質はかなり良い。ランダムナンバーを使った場合は通話品質はかなり悪い。
    しかし、いずれの場合においても通話開始直後30秒~60秒あたりは品質が安定しない。音声の途切れがあり、これが断続的に続いて無音状態になることもある。
    なお、マイナンバーを使った場合でも、ランダムナンバーになる場合がある。これは後述する。


    ◆ 検証方法

    通話品質の検証は日本国内のIP電話との通話で行った。

    音質については、使われているコーデックやアプリ、サービスのスタンスによってかなり異なってくる。そのため、これを言葉で表現することが難しい。
    そこで、音質は5段階評価(5が最も良い)で示す。なお、これは音のキレイさではなく、聞き取りやすさを基準とする。


    ◆ 遅延時間と音質  

    発信番号遅延時間音質
    自分 → 相手相手 → 自分
    マイナンバー0.5秒0.8秒3
    ランダムナンバー1秒1.5秒2


    ◆ マイナンバーがランダムナンバーになる  

    米国の固有番号(マイナンバー)を取得した場合は、その番号を相手に通知して電話の発着信が行える。しかし、この番号が確実に相手に通知されるわけではなく、ランダム要素を含んでいる。
    テストでは5回中2回だけマイナンバーが通知された。あとの3回はランダムナンバー、つまり通話品質の悪い回線での発信となった。

    正直言って、ランダムナンバーの回線では通話品質が悪すぎて会話にならない。この辺りは技術の進歩とともに解消されていくのであろうが、現在の状態ではかなり厳しい。
    なお、相手とマイナンバーでつながっているか、ランダムナンバーでつながっているかを事前に確認する方法がある。
    それは呼び出し音である。
    相手を呼び出す際、聞き慣れた呼び出し音(日本のもの)の場合はランダムナンバーである。アメリカの呼び出し音(プルルル・・・よりも、プーーーに近い)の場合はマイナンバーである。

    後日、再試験を行ってみたところ、何度電話してもランダムナンバーで発信されることはなかった。
    そのかわり、発信自体がされないという事象が発生するようになった。本来ランダムナンバーで発信される「はず」だったものが、発信自体が抑制されたようだ。
    いずれにしてもランダムナンバーでは会話にならないまま課金はされていたので、これがなくなっただけでも良い方向へと進捗した。

    備考
    日本から直接アメリカのGoogleVoiceの電話番号を取得することはできない。 しかし、VPNなどを用いてアメリカからの接続とすれば、簡単に固有番号を取得可能である。
        
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